このプリントは……
- たてとよこの概念の定着を目指します。
- 比較するという経験を積みます。
- 問いに答える練習をします。

ここでは発達凸凹さんので「できた!」を増やす
スモールステッププリントを配布しています
質問の意味と意図を理解することは難しい!
問題文を読むことに難しさを感じたことがありますか?
また、「どうやって答えればいいの?」と答え方に難しさを感じた経験はありますか?
発達に凸凹や偏りがある子どもの中には、この問題文では何を聞かれているのか、また何を答えればいいのかをくみ取る難しさを感じる子もいます。
ちいさくいっぽ。の学習プリントでは、質問の意味と意図を理解するために、まずは簡単な問いから慣れていくことをオススメしています。

何を聞かれていて何を答えればいいのか、ゆっくり理解していきましょう!
今回は、小学校1年生で学習する「ながさくらべ」の単元の中でよく出題される「どちらが長い?」という問題に焦点を当てたプリントを作成しました。
より何を答えたらいいのかわかりやすくするために「ながいのはどっち?」と問いかけています。
そして、答え方は「〇をしよう」とだけ指定しています。
また、「ながいのはどっち?」と聞いていますが、図の横にある「たてとよこ」のどちらかに〇で解答してもOKですし、長さの線を横に並べて比較しやすくしている方の「たてとよこ」に〇で解答してもOKです。
そして学習プリントでは長さを比較しやすくするために、たてとよこの線を色分けしています。
モノクロコピーでも比較できます。
定規を使うのは次の段階ですので、あえて比較する線を図の横に配置しています。

お子さまにとってやりやすい方法で取り組んでくださいね!
プリントデータ
・ちいさくいっぽ。が目指していること
・プリントの特徴
↓詳しくはこちらをご覧ください。

楽しく取り組めるプリントを作りたいです!
問題プリント
ながいのはどっち? 1

PDFはこちら
印刷サイズ A4(297×210mm)
ながいのはどっち? 2

PDFはこちら
印刷サイズ A4(297×210mm)
解答プリント
ながいのはどっち? 1

PDFはこちら
印刷サイズ A4(297×210mm)
ながいのはどっち? 2

PDFはこちら
印刷サイズ A4(297×210mm)
わが家の実用例

今回は小5の凸凹さんが取り組みました。
答え方は「〇をつけよう!だよ」と2回ほど伝えたのですが、どうしても「×をつけるんだ!」というので、見守りました。
本人曰く、これは違うんだと伝えるためだそうです。
問題の難易度は簡単だったようですが、プリントを見て「これなにするの?」と問題文を読まずに聞くという姿が見られました。
たった1文ですが、文を読むのが苦手な子なので、相変わらずどうしても避けようとします……。
まとめ
今回の学習プリントは「ながいのはどっち?」を作成しました。
取り組みの際のお子さまの様子はいかがでしょうか?
しっかり比較することはできたでしょうか?
この学習プリントでは、わからない!とならないように、視覚的にわかりやすくする工夫をしました。
右側に実際の線の長さを色分けして併記しています。
こちらのプリントがバッチリ!となったら、次は定規を使うという練習をあわせてしていくと、さらに自分で比較しやすくなりますね。
ここまでご覧いただきありがとうございます!
次回の更新は1/16(木) AM10:00を予定しています。
おすすめ文房具
集中して学習に取り組むためには筆記用具・文房具へのこだわりも大切です!
今週のおすすめはコチラ!
コクヨ
コピー用紙(グリーン)
〈PR〉
発達凸凹さんの特性として、視覚過敏というものがあります。
普通の白い紙やノートがまぶしく、見えにくい。
字を書いたり読んだりすることがつらい。
そんな状態では集中して取り組みができないですよね。
色のコピー用紙を使用することで、まぶしさも和らぎます。
ぜひ使ってみてくださいね!
こちらもあわせてご覧ください!
noteを始めました!
ちいさくいっぽ。プラスもこちらからご利用いただけます。
さらに学習を深めたい場合はちいさくいっぽ。プラスから!(別のサイトへ飛びます)
このプリントの追加が欲しい!などありましたら、ぜひInstagramのDMからリクエストお願いします。
※プラスの配信は不定期になります。プラスがあるプリントは、通常のプリントデータの下から購入が可能です。
※ご利用にはnoteのアカウントが必要となります。
その他のプリントはこちらから
我が家で大活躍のアイテムをご紹介しています!